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鬱の土砂降りに、差し伸べた傘は…。

2010–03–15 (Mon) 20:54
前回ご訪問下さり、ご心配くださいました皆様、本当にありがとうございました。
<前回の記事、うつ病の家族の 心得と独り言…。はこちらです。

鬱が酷く寝たきりだった主人が、先週の木曜日から会社に行くことができるように
なりました。
主人は、先々週の金曜日の夜からダウンし6日間寝込み、会社は3日間休み
ました。

今回鬱が良くなった後、主人に「今回の復活のきっかけは何だったの ?」と
聞いたところ、驚くことに私の言動が鍵を握っていたようです。

主人が寝込んで4日目のこと、精神的にも辛そうな状態は、相変わらず続いて
いました。

いつかは言うだろうと思っていた言葉…。
「こんな効かないうつの薬なんて、飲みたくない!」というところまで主人の精神は
参っていました。

私は、鬱に効くアロマテラピーを漂わせ、鬱に効くハーブティーを入れ、不安解消の
音楽を小音量で流し、後は何ができるだろうと考えていました。
愚痴でもこぼせば少しでも良くなると思うのですが、主人は一言さえも話した
がらない…。

その日私は、数日前に見た実話のドラマ「やまない雨はない」を思い出していました。
<やまない雨はない ドラマHP >

お天気キャスター倉嶋厚さんの実話をもとにしたドラマです。
主人公は癌を克服後、奥様が体調異変を感じてから、わずか20日間ほどで急逝
してしまいます。
その後、主人公が鬱病になり、入院治療で鬱病が治るまでのお話です。

主人公は、鬱の時期は自分にとって、「土砂降りの雨だった」と言います。
けれど、どんな土砂降りでも止まない雨はない…と考えていたそうです。

【下に続きます。↓】


今の主人も、土砂降りの雨に打たれているんだろうな…。

だとしたら家族として、何をしてあげられる?
せめて、自分の傘に入れてあげようとするだろうな。
自分の傘に入れるということは、雨に打たれている主人に、手を差し伸べると
いうことだろうか…。

主人は今の自分の状態に、きっと嫌気をさしているはず…。
私にできることは、鬱が酷く別人のような主人の状態だとしても、そのままの主人を
受け入れる気持ちを持ち、存在価値を認めてあげることが大事なのでは…と
思い始めました。

それに、ドラマの奥様のように突然亡くなってしまうことに比べたら、どんな状態で
あったとしても、生きていてくれるだけでもいい…。そんなことを考えていた1日でした。


その日の夜、睡眠導入剤を飲んでも、寝付かれない主人の姿が寂しそうでした。
いつになったら起き上がれるのか、いつになったら鬱が治るのか…、先の見えない
不安で一杯だった気持ちもあったと思います。
私は、主人の不安感を和らげるために、どのように手を差し伸べたら良いのだろう…。

その時ふと、女優の音無美紀子さんの鬱病の体験を思い出しました。
彼女の旦那様が、眠るときに音無さんの手を握りしめ、「何もしなくていいから、
ただ僕のそばにいて、一緒に子供の成長を見守ってほしい」と言ったそうです。
<音無さんの記事(途中から)はこちらです。> 

そのようなときの「手を握る」という行為には、「私はあなたの存在が大切なんですよ。
私はどんなことがあろうと、あなたの味方なんですよ。」
という意味合いが込められているように感じました。

私は自分のベッドに入り、隣に寝ている主人の手を握りしめ、主人に言いました。
「どんなに鬱が酷くなったとしても、生きていてくれるだけでいいからね…。
生きていてくれさえすれば、それだけでいいからね…。」

主人は小さな声で「うん…。」とだけ言い、その後安心したのか、すぐに眠りに
ついたのです。

次回に続きます。
次回の記事はこちらです。→<鬱の人を、そのまま受け入れる気持ち>

差し伸べた傘



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« うつ病の家族の 心得と独り言…。 | HOME |  鬱の人を、そのまま受け入れる気持ち »

コメント

コイチさんへ Re: 素敵です

コイチさん、こんばんは。
コイチさんも体調が悪いときにコメントくださり、本当にありがとうございます!

主人の鬱が酷いときに、コイチさんに励ましていただきまして、私も元気が出ました。
本当にありがとうございました。

おかげさまで主人、今はなんとか元気になり、会社に行けるようになりました。
もっと早い時期に、主人の気持ちを楽にさせる言葉をかけられていたら…と
思いました。

コイチさんの奥様に比べたら、私はまだまだ愛情不足だと思います。
奥様のコメントを拝見して、本当にそのとおりだと感じ、涙が出ました…。
私も、奥様を見習いたいと思っています。

コイチさんも、早くお気持ちが楽になり、回復されますように…。

mi-casa さんへ 

mi-casa さん、はじめまして。

mi-casaさんも、パニック障害と長い間闘われていたのですね。
お薬なしの方法で良くなられたようで、本当に良かったですね!
私も、できる限り薬に頼らないように過ごしています。

mi-casaさんの従姉さんも、お辛い日々かと思います…。

私自身もうつ病を8年も経験していても、主人の症状とは異なることも
あるので、全部が全部、理解できていないだろうと思っています。

なかなか人が本当に求めていることに気づくことは、家族でも難しい
ものですね…。
これからもまだまだ、うつの人の気持ちを勉強しなくては…と思います。

ご心配と励ましのお言葉をいただき、本当にありがとうございました。

mi-casaさんがパニックを克服され、フラメンコでご活躍されていること、
とても励みになります。
私もパニックを一日も早く克服し、元気に動きまわりたいと思います。

コメント、ありがとうございました!

素敵です

ただただ素敵です。
きっとご主人様も安心したことと思います。
しばわんこさんのご主人様への愛情、素晴らしいと思いました。
ご主人様、回復されたようで良かったですね^^

しばわんこさん
はじめまして。mi-casaと申します。
(またの名はmica-flamencoです。
先日、フラメンコのブログの方を訪問いただいたようで
ありがとうございました。)

私は12年間パニック障害をわずらいました。
そして親しい従姉は現在もうつ病ですから
しばわんこさんのことをとても他人事とは思えない気持ちで
読ませていただきました。

でも、もし主人がそうなったら
しばわんこさんのように支えてあげられるか・・・
ご本人も辛いでしょうが、
側にいて支えているご家族の苦しみを思うと・・・
本当に大変ですね・・・。

どうぞしばわんこさんの方も無理して
体調崩さないように・・・

早く回復されること、心から応援しています

かりんかかりんさんへ Re: すくわれました

かりんかかりんさん、おはようございます!

パートナーに、うつ病を理解してもらうことは難しいですよね…。
私もうつ病を経験しているから分かる気持ち、経験していても分からない
気持ちとあります。

今回は、私がうつの時に言って欲しかった気持ちを主人に言っただけなのかも
しれません。

私の方が先にうつ病を発症したのですが、その時うつではなかった主人には
理解不能なことが多かったのだろうと思います。
主人もうつになって初めて、私の気持ちが分かってきたように思います。

自分の心を理解しようとしてくれないのでは…と感じてしまうと、寂しいですよね…。
うつ病というのは、孤独な病気ですよね…。

言葉にできるかできないかの違いはありますが、きっと、かりんかかりんさんの
ご主人様も、究極は「生きててくれるだけでいい」と思われていると思いますよ…。
ただ、どのように接し言葉をかけたら良いのか分からないだけでは…。と
思いますが…。
お二人の事情がよく分からないで、こんなこと言ってごめんなさい…。

でも、かりんかりんさんのことを「生きててくれるだけでいい」と思ってくれる人が、
必ず周りにいると信じて、生きてくださいね!

コメント、ありがとうございました。

すくわれました

この数日すごくイライラして不穏になって
おかしくなってたので
この記事読んでなんかうるっときました。
生きててくれるだけでいい
落ち込んでる気分に寄り添った
一言を
心のそこから思ったそういう一言
いってもらえるのが一番嬉しいですよね。

あー
うちの夫にこの記事読ませて
もっと優しく寄り添うように
説教したいです。

メルさんへ Re: おひさしぶりです。。

メルさん、 こんばんは!

メルさんのコメントを読ませていただいて、私も目が、うるうるしてしまいました。
メルさん、お辛いのだなぁって思って…。

メルさん、お体大丈夫でしたか?
メルさんは、いろいろと周りの方との関わりが大変そうなので、
気になっていました。

会長さんは、回避できたでしょうか?
それにしても、「弱いから鬱になる」とか、ご家族に圧力をかけられることになる
とか酷すぎますよね!
うつを理解してない方が、まだまだ多いんだなと感じてしまいます…。

メルさんのブログに書き込めば良かったのだけれど、皆さんと同じ気持ちで
コメント数も多いので、遠慮してしまいました。

私は主人にだけでなく、うつの方みんなに対して、
「生きていてくれるだけでいいからね。」と言いたいです。
もちろんメルさんにも、そう言ってあげたいよ!!

それは、うつになる人は、優しくて、真面目で、一生懸命頑張る性格で、
自分を犠牲にしているような人が多いと思うから…。
(あっ、私は違うけど…。)

無理しすぎて鬱になったのだもの、人生の中の数年間は、ただ生きている
だけのときがあっても仕方ないと思うのです。

だけど、メルさんの場合は、どうしても無理しなくてはいけない状況のよう
ですので、本当にどうしたら、体とお気持ちが楽になるのか…。

できるだけ、手抜きできるときは手を抜いて、体を休ませて、話をすることで
楽になるのだったら、私にメールしてくださいね。

メルさんが、頑張っている様子から、私も勇気をいただいていますよ!
私の方こそ、ありがとうございます!

おひさしぶりです。。

こんばんは^^
しばわんこさん。。
御無沙汰しました。。
毎日忙しすぎて。。。頑張り過ぎちゃて。。
〓■●ポテッ ~□○O。。ってしてまいた。。
そろそろ。。這い上がらないと。。。と。。
しばわんこさんのところに来たら。。
ご主人も。。

でも、しばわんこさんの言葉。。凄く安心しました。


>「どんなに鬱が酷くなったとしても、生きていてくれるだけでいいからね…。
>生きていてくれさえすれば、それだけでいいからね…。」

これ読んで。。涙が・・止まらないよ。。
嬉しくて。。なんだか。。包まれたよな気持ちになるよ。。
私にかけてくれた言葉ではないのに。。。でも。。
しばわんこさんの優しさが胸に、ずしっと。。苦しくなったよ。。

嬉しくても。。。胸が苦しくなるんだね。。

ありがとう。。ありがとう。。しばわんこさん。
ここにいてくれてありがとう♪

らぶりぃねこ さんへ Re: 心が温まりました

らぶりぃねこさん、こんばんは。

いえいえ、よく考えてみると私が鬱のときにかけて欲しかった言葉を、
主人に言ったような気がしています。
もっと早くに言ってあげると、早い時期に楽になったのかもしれません。

音無さんの記事は、私も参考になりました。
うつの方の体験記から得られることも多いものですね。

> 自分と生活環境が全然違う人でも、心に矛盾を抱えると「うつ」という形ででてしまうのかなと思いました。

本当にそうですね。
人により事柄が違うだけで、同じような葛藤があるのかもしれませんね。
まだまだ、うつについて勉強が必要だと感じています。

コメント、ありがとうございました!

心が温まりました

ご主人様に優しいお言葉をかけられて、しばわんこさん素敵です(*^o^*)
うつの症状は人それぞれですし、さらに何が救いになるかは本当にその人によって違いますものね・・・。

音無さんのお話、私はテレビで少しだけ見たことがあったのですがサイトを拝見して、私が知っていたことはほんの一部だったんだとわかりました。

乳がんの手術後、コンプレックスと闘いながら仕事をしてうつを発症するくだりは、仕事で忙殺されていた自分の経緯と勝手にオーバーラップして考えてしまいました。

自分と生活環境が全然違う人でも、心に矛盾を抱えると「うつ」という形ででてしまうのかなと思いました。

ご経験と良いサイトを教えて頂きありがとうございます(^o^)

なべ酒造さんへ Re:初めまして

なべ酒造さん、はじめまして。
コメントくださり、ありがとうございました!

> 私もうつ病の人間ですが、身近にいる人の何気ない優しい言葉で、
> 気持ちは凄く楽になるものです。

そうなのですね。
うつ病の家族は、うつの人の気持ちが楽になるようにしてあげることが大切
なのですね。
今までは、「今に必ず良くなるから」と慰めの言葉ばかり言ってきて、
鬱で酷い状態の主人をそのまま受け入れる、ということができていなかった
ような気がします。

> でも、身近にいる大切な人のひと言が、
> 一番の薬になるかもしれませんね。
> これからも、旦那さまを大切に見守って下さい。

自分もうつ病を経験していたにも関わらず、なかなか人が本当に求めている
気持ちに気付くことは、難しいですね。
これからも、手探り状態で二人で進んでいくことになりそうです。

なべ酒造さんも、お体お大事にしてくださいね。
励ましのお言葉、本当にありがとうございました!

初めまして

なべ酒造と申します。
いつもブログの訪問有難うございます。
私もうつ病の人間ですが、身近にいる人の何気ない優しい言葉で、
気持ちは凄く楽になるものです。
うつ病は「心の病」「脳の病気」などと言われます。
そして、様々な薬を服用します。
でも、身近にいる大切な人のひと言が、
一番の薬になるかもしれませんね。
これからも、旦那さまを大切に見守って下さい。

こころ✿さんへ

こころ✿さん、はじめまして。

こころ✿さんのブログは、いつも参考にさせていただいております。
優しいお心がうかがえる文章で、ほっとした気持ちになります。

人が本当に求めていることに気付くことは難しいですね…。
長年鬱で苦しんでいる主人に、初めてこのようなことを言ってあげることが
できたように思います。

“たしかなもの”拝見いたしました。

本当に言葉ではなく、「温かなもの」は大切ですね。
なかなか、気付きづらくて、表現しづらいものですが…。
人はやっぱり、一人では生きられないのかもしれませんね。

また、こころ✿さんの心温まる記事を、楽しみにしております。
コメントくださり、ありがとうございました!

e-267素敵なおはなしです・・・

 私も 最後に心を 救えるのは
   人と人の間に生まれる ただただ “あたたかなものe-267
  だと思うのです・・・
ご主人のことを そのまま 受け入れて差し上げる・・・
素敵な奥様です・・・
家族の存在は とても 力になりますよねe-267

よかったら 私のブログの記事 読んでみてくださいね(*^_^*)
 “たしかなもの” 

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しばわんこ

Author:しばわんこ
夫は2000年にうつ病発症、現在も通院治療中。

私も1998年から2005年までうつ病を経験し、現在克服。
2008年にパニック障害になり、2011年頃よりパニック症状はなくなるが、飛行機や長距離の電車などは、緊張感からくる胃の不調に悩ませるため、未だに苦手。

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